自転車の空気入れで簡単な足踏み式の実体験レポートです。空気圧も数値でわかるので安心。
実際に使ってみて足踏み式のデメリットもありました。購入前にチェックしたいポイントなど、まとめましたので参考にしてくださいね。
こんな悩みはありませんか。
- 手押し式の空気入れは腕がつかれる!
- しまう場所に困る。コンパクトなものない?
- 空気入れすぎとか、少ないとか調整が面倒だ。
それは、足踏み式空気入れで一挙に解決しますよ!
まずは足踏み式のデメリットとメリットをお伝えします。
- 足で押すレバーの角度が割と大きいので思ったよりも足を上にあげて踏む必要がある
- 使う時や、しまう時にレバーを押さえる留め金を扱う時に力が必要
- 軽量で、コンパクト設計、折りたたんですっきりしまえます
- 足で踏むので手で押すより、当たり前に楽であること
- 空気圧計がついているものが多いので感覚に頼らず数値でわかる
足踏み式のベストセラー:収納もコンパクトならこちら↓
こちらも人気の商品:ピストンが垂直タイプで踏みやすいのはこちら↓
ここから実際に私が購入したものの画像を交えて足踏み式空気入れの特徴を詳しくお伝えします。
足踏み式空気入れの特徴
私が購入した足踏み式空気入れ(フットポンプ)はアサヒフットポンプ
デメリット
ちょっと気になるところ
「足で押すレバーの角度が割と大きいので思ったよりも足を上にあげて踏む必要がある」
下が足で踏むレバーを横から写した画像です。床から比べかなりの角度になっているのがわかると思います。
とはいうものの、このトップの高さは実測すると床から21.5cm程度でしたから大して苦にはなりませんでしたが、
ご高齢の方にはちょっと…という感じですね。
踏み込むペダルのところは滑り止めの突起がついています。
「使う時や、しまう時にレバーを押さえる留め金を扱う時に力が必要」
上の画像右端に黒い針金状の留め金を見てください。この製品では使う時や、しまう時にこの留め金を操作することになります。
足踏みをする際の踏み込む力と同様の力が、この留め金を外したり、つけたりする際に必要になります。
画像ではわかりやすいようにわざと留め金を踏み込むところで留めています。実際には空気圧計側の踏み込み板の端に留めます。
メリット
いいですね!
「軽量で、コンパクト設計、折りたたんですっきりしまえます」
アクリルケースの寸法は10.5cm(縦)×25.5cm(横)×9.5cm(高さ)です。
靴一足片方の収納スペースで十分ですね。
「足で踏むので手で押すより、当たり前に楽であること」
これは言うまでもありませんね。
「空気圧計がついているものが多いので入れすぎることが無い」
足踏み式空気入れを購入前に確認すること
バルブ種類の確認
3種類あります。選択を間違えると空気が入りません!注意しましょう。
- 英式:一般的な自転車用(ママチャリ・シティサイクル等)ウッズバルブ
- 仏式:ロードバイクやクロスバイク等(「フレンチバルブ」「プレスタバルブ」)
- 米式:マウンテンバイク
足踏み式空気入れの実体験と使用感
いままではフロアポンプ式のものを使用していましたが足踏み式(フットポンプ式)を購入して試した実体験をお伝えします。購入前のご参考にしていただければと思います。
メーカー:アサヒサイクル株式会社
製品名:フットポンプシングル
自転車を新しく購入した時に一緒に購入したものです。
使用感について
自転車のノズル部分に装着するときに上手く入らず慣れないうちは苦労しましたが、双方の形状をみて合わせれば難なく装着できました。
足で踏んで入れていきますが、今まで空気圧の表示されているものを使ったことが無かったので、色分けされている意味をまず調べる必要がありました。
調べてみると、どの領域まで入れたらいいかは、自転車についているチューブに記載されているとのことで、見てみると460KPaとありました。
<タイヤの空気圧を確認する方法>
・タイヤサイドウォールの確認: まず、自転車のタイヤ側面(サイドウォール)を確認します。タイヤの側面には、そのタイヤに推奨される空気圧が「PSI(ポンド毎平方インチ)」または「Bar(バール)」という単位で記載されています。
例えば、「Min 50 PSI – Max 85 PSI」と記載されている場合、そのタイヤは最低50PSIから最大85PSIの範囲内で使用することが推奨されています。
・PaとPSIの換算方法:私の購入したフットポンプシングルの空気圧計の表示単位はkPa(キロパスカル)ですが、換算は次の式で計算できます。
1Pa=約0.000145PSI 1PSI≒6897Pa
計算例:例えば先のMAX85PSIの場合は、85×6897=586245≒586kPaとなりますね。私の購入したものでは赤い表示の範囲になります。
・空気圧ゲージの使用: 空気圧が表示できる空気入れを使用して、タイヤの現在の空気圧を測定します。この時、空気入れのゲージを確認しながら、タイヤに空気を入れます。
<空気圧を適切に調整する方法>
・乗る環境に応じた調整: タイヤの推奨空気圧範囲内で、あなたの乗る環境に応じて空気圧を調整します。
一般的には、舗装路での乗り心地と速度を優先する場合は空気圧を高めに、オフロードや不整地では低めに設定すると、振動吸収が向上し快適に走行できます。
・天候や気温の変化に注意: 天候や気温の変化によっても空気圧は変動します。特に気温が低い日は、空気圧が下がりがちなので、定期的なチェックが必要です。
<空気を入れる際の注意点>
・オーバーインフレーションを避ける: タイヤに推奨されている最大空気圧を超えて空気を入れすぎないように注意してください。これにより、乗り心地が悪くなったり、タイヤが破損する可能性があります。
・定期的なチェック: タイヤの空気圧は時間とともに自然に減少します。定期的なチェックと調整を行い、常に最適な状態を保つことが重要です。
このように、タイヤに表示されている規格や空気圧の適正値を基準にして、適切な空気圧で自転車をメンテナンスすることが大切ですね。
私の率直な使用感想
今回足踏み式の空気入れ(空気圧計付き)を購入して良かったと思います。今までは駐輪場の手押し空気入れや、自動で空気を注入する空気入れを利用していました。
いつも腕が疲れたり、タイヤを指で押したり、空気圧の調整が感覚でしかできなかったことが不便でした。
足で踏み込むということで、実際にやる前はふらついたり、ポンプが倒れたりしないかと気になりましたが、
フットポンプを支える両脚部分が割と安定していて気にはなりませんでした。ちなみに垂直タイプの商品も紹介していますが、そちらはピストンを押さえるアームが、空気を入れる際は片足で押さえて安定させる用途で使用するつくりになっています。
自宅で簡単に腕も疲れず、足踏みで空気が入り、空気の入れすぎや不足を感覚でなく数値で判断できるのはとても便利です。
そして収納もコンパクトで、邪魔にならない。買って良かったと思いました。ただ、留め金の扱いがもっと楽ならと思いました。
面ファスナーなどを利用すれば付属の留め金を使わなくても良いでしょう。
また、端だけでフックして留めるタイプのものもあり、使う人の扱いやすいものを選べば良いと思います。
足踏み式空気入れのまとめ
自転車の空気入れで足踏み式のものを購入する際のポイントとおすすめの商品を実体験をふまえて紹介いたしました。ポイントを下記にまとめましたので参考にしてください。
商品選択のポイント
- 足踏み式が自分や使う人にあっているか
- 足踏みするところが斜めの形状か、垂直タイプか
- バルブが、英式、仏式、米式など仕様が自分の自転車に対応しているか
- 空気圧計がついているものを選んだ方が良い。タイヤの必要な空気圧を得るかを確認する
- 収納時の留め金の形状が自分にあったものを選ぶ
足踏み式のベストセラー:収納もコンパクト
こちらも人気の商品:ピストンが垂直タイプで踏みやすい
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